熱中症とは・・・体温が上昇することで、体内の水分や塩分が低下し、脳への血流も不足してその機能まで 低下してしまう状態です。発見と手当が早ければ軽症で済みますが、「熱射病」のように重傷化すると、 頭痛や嘔吐、めまいやだるさを感じたり、さらにひどくなると、意識障害を起こすこともあります。 室内でも、子どもや高齢者は安心できない。 熱中症と言えば、炎天下に激しいスポーツをしている時になりやすいと思いがちですが、直接日光にはあたらない場面でも起こりることがあります。例えば、車内にいた乳幼児や、室内にいた高齢者がなくなった例がありました。熱中症の発生は、気温や直射日光だけでなく、湿度が高い、風が弱いことで、体温が上がるけれど、カラダの熱が逃げにくい状況になった時に起こりやすいといえます。体温を調節するための発汗機能が 低い高齢者や乳幼児、また肥満の人も皮下脂肪が多いと熱がこもりやすいので熱中症になりやすいのです。 また他にも下痢や発熱中の人なども脱水症状になりやすいので危ないことがあります。 対策には・・・暑さを避ける。こまめに少量の水分補給をする。室内の温度や湿度、風の流れなどに気を配る。服装に工夫をする。暑さに備えた体力つくりなどがあります。(環境省)
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